冬は寒いのが当たり前?いえ、南半球は暖かいですよ…そりゃそうだ!

ある夏、オーストラリアのメルボルンで一か月ほど過ごしたことがあります。

メルボルン大学のまだ若い物理学の先生と美術の先生のカップルのお宅にホームステイをしたのですが、ある時、物理の先生であるアリスタイアが自分でリペアしたジャガーで、浜辺にフェアリーペンギンを見せに連れて行ってくれました。

ペンギンを見た後、暗くなった海原の南の方向を指差して、「ほら、あっちの方に南極があるぞ!」と教えてくれましたが…見えるわけねえだろ!と心のなかでツッコミました。

メルボルンはオーストラリア大陸の南端に近い位置にあるので、さすが南半球だけあって、非常に寒かったのを憶えています。メルボルンは冬でした。

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それは地球の傾き、つまり捻じれがミソです!!

地球に四季がある仕組みというのは、太陽と地球との関係性にあるのですが、実は最も重要な理由というのが、地球が太陽との公転面に対して自転軸が23.43度傾いているからです。

ちょっと学校時代の理科の教科書ポイ語り口になってしましましたが、これってわかったようでわからない話。

端的にいうと、冬が寒いのはこの自転軸、つまり地球の北極点と南極点を結ぶ線である地軸が太陽に対して傾いているということです。

この傾きが地球の四季を形成し、冬は寒く、夏は暑いという気候を作っているわけです。

もし、この地軸が太陽に対して直角であったら地球は、特に日本が位置するような温帯では四季というもがなくなってしまします。23.43度の傾き、つまり太陽に対する地球のねじれがミソになっているわけです。

地球の大気が寒さの理由!

しかし、冬が寒いというのはそれだけではありません。

地上の寒さ、暑さというものはもちろん太陽のエネルギー、日照時間に関係することはわかります。

日本では夏至の時期に最も太陽が長い時間地表を照らし、冬至の時期が最も短い時間となります。このことが冬が寒いという理由のひとつでもありますが、それだけではありません。

もうひとつの大きな理由は、大気です。

地球にはおよそ500㎞の大気の層があり、これが大気圏で英語ではアトモスフェアともいいます。

夏至の頃と冬至の頃では地上から見える太陽の位置はかなり異なります。夏には太陽の光は、より頭上に近い位置から降り注ぎます。一方冬には、太陽の位置が地平線に近い位置となります。

大気とは海や地表から水蒸気が発散し、空中にはたさまざまな塵が含まれています。

太陽のエネルギーがこの大気の中を通って地表に達する間に、そのエネルギーはこれらの水蒸気や塵にぶつかり、エネルギーを拡散してしまうのです。

夏の太陽光は真上近くから降り注ぎますから、比較的この拡散が少ないのですが、冬の太陽光は斜めに降り注ぐわけで、地表への到達距離も長くなり、エネルギー拡散が多くなります。さらに斜めになっていることで、地上への照射面積が広くなり、例えば1平米あたりの照射エネルギー量はさらに低くなります。

これが冬が寒くなる理由といえるのです。

なんだか、本当に理科の授業のような記事になってしましました。

季節って地球の気分なのかも…

ふと気づきましたが、大気圏のことを英語で正確に言うと「earth’s atmosphere」といいますが。この「atmosphere」を英語の辞書で調べると、大気という意味はもちろんありますが、その他に「雰囲気」「気分」あるいは「ムード」などを意味する用法もあるようです。

これって面白いですね、季節というのは地球の気分の変化、ともいえるのかも知れません。

昔、「ニューサイエンス」という科学的なムーブメントがあって、地球それ自体を比喩ではなく生命体として捉えるという考え方がありましたが、地球の式というものは物理的には確かに地軸の傾きにより怒る現象なのでしょうが、地球という生命体としてはそれが気分やムードとして現象しているのかも知れません。

私たちが、春になるとウキウキして、秋になるとアンニュイになるのは、そんな地球の気分に私たち自身が知らないうちにシンクロしてしまっているのかも。

まとめ

  1. 地球に四季があるのは、地球が太陽との公転面に対して自転軸が23.43度傾いているから。
  2. この傾きが地球の四季を形成し、冬は寒く、夏は暑いという気候を作っている。
  3. 冬が寒いのは日照時間が短く、斜めから陽が差すので地表に届く太陽のエネルギーが少なくなっているのが、その理由。
  4. でも、地球がもし生命体だとしたら、私たちが地球の気分にシンクロしているだけかも知れないですね。

ラテンの国々の人って、明るく陽気ですが、これもシンクロのひとつなんでしょうか?

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