夏だからしかたないでしょ?いやいや服が汗臭いのはマズイでしょう!

古いイタリア映画が好きで、とくに第2次大戦後の「ネオ・レアリスモ」あたりの、フェリーニ、ヴィスコンティ、デ・シーカなどの監督の作品です。これらの作品にでてくる男たちは大体、ランニングシャツを着ていて、よく汗をかいている。戦後のまだ貧しいころのイタリアです。

この頃は、汗のなかにいわゆる色気を感じさせるというような雰囲気があります。これは、黒澤の映画でも同様ですね。三船敏郎が汗をかいている男っぽいシーンが思い浮かびます。

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水が99%で残りが…?

かつては色気を感じさせた男の汗も、いまでは単なる汗臭さといわれるだけです。

もちろん女性でもそれは同じ。夏の服の汗臭さ、どうしていますか?

その前に、まず汗とは何かということをみてみましょう。

汗の99%は水だそうです。人間の汗は主に体温調節のため、皮膚に分布する汗腺からこれを分泌します。汗が皮膚に付着しそれが蒸発する時、気過熱による冷却効果があるというわけです。

水分を除く残りは、塩化ナトリウムが約0.6%、その他微量の尿素や塩素、カルシウム、マグネシウム、乳酸などのミネラルです。

服が汗臭くなるわけは

汗が着ている服にしみ込んで、そのままにしておくと雑菌とまじりいわゆる汗臭いニオイを発生します。

衣類は肌に接するため、衣類の繊維に人の皮脂やタンパク質などの汚れがたまります。その汚れを人の皮膚にいる微生物、いわゆる常在菌というものが分解するのですが、その分解をする過程ででるニオイが汗臭さとして知られるニオイです。その分解が起こっているのが衣類の繊維の間というわけです。

どうしてますか?その汗臭さ…

その服のニオイを消すには、もちろん洗濯です。

普通、柔軟剤などで対処しますが、ネットで調べるといろいろな洗濯法がでています。液体よりも粉末洗剤の方が洗浄力が高いとか、漂白剤を使用するとよいなどです。漂白剤は酸素系漂白剤が良いとのこと。塩素系は色柄物に使うと色が落ちてしまうのでNGです。酸素系漂白剤を溶かしたお湯に1時間ぐらいつけるのが基本らしいですが、熱湯であればさらに効果的です。

究極は、「煮洗い」でしょうか。

大きな鍋でお湯を煮立て、沸騰したら火を弱めて重曹を入れます。重曹は消臭効果があり、また汗染みをとる効果があります。お湯に洗濯ものを入れ、15分ほど煮込んでトングで引き上げすすいで熱をとったら洗濯機で通常のように再度洗うというものです。

ただこの「煮洗い」ですが、いろいろなサイトにより、さまざまなバリエーションがあります。粉末石鹸を使う方法、水に漂白剤を入れて衣類を浸らせそこから沸騰させ煮込む方法などです。

私自身は台所の付近の煮沸消毒はしたことがありますが、服などの衣料は経験がありません。この方法に向く素材についても、綿や麻のみとするものなど限定するなど、それなりの制限もあります。まあ、Tシャツならいいですが…。もちろんシルクやウールなどのオシャレ着はNGですから避けてください。

トライする方はネットでいろいろ研究し、自己責任でお願いします。

柔軟剤の香りって?

ところで、以前から気になっているのですが、柔軟剤にはどうしてあんなに強い香りなのでしょうか?ひょっとして、柔軟剤の成分そのものに何かしら強いニオイがあり、それを消すために香りをつけているのではないのか…と長い間疑っていました。

柔軟剤の成分は、陽イオン界面活性剤です。衣類を柔軟に仕上げ、帯電効果があり、抗菌作用もあります。日本で発売された当初は無香でした。その後植物の微香がついたものが発売され、2000年代後半に海外から香りの強い製品が入ってきてブームとなりました。最近では、その強い香りがアレルギーなどの健康被害を生じさせたりして社会問題にもなっています。

恐らく、当初は付加価値づくりとしての香りづけだったのでしょうが、なかなかうまくいきません。

体臭や汗臭さを消すための香りが、他の人に不快感を与えているという皮肉です。

最近では、隣のベランダから悪臭がすると、柔軟剤の香りへの苦情が相次いでいます。

まとめ

  1. 汗の99%は水で残りは塩化ナトリウムや尿素や塩素などのミネラル類。
  2. 汗が着ている服にしみ込んで、そのままにしておくと雑菌とまじり汗臭いニオイを発生する。
  3. 服のニオイを消すには、もちろん洗濯、通常は柔軟剤で対処する。
  4. 粉末石鹸とか漂白剤とかさまざまな方法があるが、究極は「煮洗い」。
  5. 「煮洗い」にはバリエーションがあるが、いろいろ研究してトライしてみて。
  6. ところで柔軟剤は2000年代から強い香りがブームになった。
  7. ニオイを消すためのその香りが社会問題を生じさせている。

汗は本来ニオイがないといいますが、加齢臭とか、ストレスが高い時などなかなか自分でも気がつかないニオイを発生しているようです。体調にも気をつけたいですね。

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