夏の穴場はもちろん心霊スポット?えっ…怖すぎでしょ!

私が育った家の傍に、かつてはさる殿さまの御用邸だったという、ちょっとした規模の日本庭園がありました。といっても、そのころは枯山水もなんのそのという荒れ方で、山あり谷あり雑木林ありという子ども達にとっては格好の遊び場でした。
山の藪の中に、私たちが“鬼婆の家”と呼ぶ、小さく寂れた家がありました。いつも雨戸が閉まっていて、幽とした風情が、傍を通る時には皆声をひそめました。
ある時、あ、鬼婆だ!と私が叫ぶと、皆が一目散に逃げ出しました。

で、大人になって考えたんですが、あれ、お茶の庵ですね。そういえば、ときどき、きれいな和装のお姉さん方を付近でときどき見かけたような記憶があります。ということは、あの鬼婆は、お師匠さん…かな?

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夏の涼しい過ごし方は…ふふふ?

夏のレジャーは穴場巡りです。
もちろん心霊スポットの穴場です。え、なぜ心霊スポットかって?
暑い夏に涼しく過ごすのに効果があるのは怪談である、と昔から話は決まっています。

窓の外を人影が過ぎていく…えっ…ここ4階

友人の事務所が、青山通りのホンダの迎えのビルにあった時です。
ある日、アシスタントの女子が、窓の外を行き過ぎる人影に気がつきました。この事務所は4階で窓の外にはベランダもありません。
その人が向かったのは、青山霊園の方角だったそうです。
これ、ときどき起こった現象のようで、私の友人も見たといいます。残念ながら私は見てません。

青山霊園にはハチ公も眠っている!


青山霊園に絡む心霊現象はよくあるようです。
タクシーに乗せた女性が、霊園を通り過ぎる時に忽然と消えて、座っていたシートが濡れていたなどがそれです。
青山霊園は有名人が数多く眠っていることでも知られています。
大久保利通、乃木希助、齋藤茂吉、星新一、それに忠犬ハチ公もご主人の上野英三郎博士と一緒にここにいます。
ハチ公の霊なら是非とも遭遇してみたいものです。

お墓といえば雑司ヶ谷霊園も有名ですが、青山霊園と比べて湿り気がある感じで、確かに昼間から出そうな雰囲気があります。
白い手を見たという話があるそうですが、ちょっと意味がわかりません。車の窓に手形がついていたとか…。
こちらは文学者が多く眠っています。
夏目漱石、小泉八雲、泉鏡花、永井家風、画家の竹久夢二、東郷青児など、錚々たるメンバーです。

京から東へと飛んできた将門の首!

平将門首塚も要チェック。天慶三年二月十四日に壮絶な死を遂げた将門の首は、の七条河原にさらされると、ある晩、東の空に向かって飛んでいき、現在の大手町に落下したといわれています。
これが将門首塚で、その後これを移動しようとする度に、さまざまな祟りが起こったそうです。
現在はオフィス街の一角にあるというのが、なかなかいいです。都市の片隅に伝説が生きている。

他に都内でよく知られた心霊スポットいうと、千駄ヶ谷トンネルでしょうか?
仙寿院交差点と神宮前交差点の間のビクタースタジオのすぐ脇です。トンネルの上が仙寿院というお寺のお墓があるので、心霊スポットとして認知されています。
ここも有名過ぎて、穴場というわけではありませんが、まあ、誰にも迷惑をかけることなく巡礼できるスポットでしょう。夜は人も余り通らないので、その気で歩くとちょっと怖い…。

心霊スポットから東京の歴史がみえる!

心霊スポットの特長としていえるのは、これらが東京の歴史に関係しているということではないでしょうか。
青山も雑司ヶ谷も、いまでこそ東京の都心ですが、かつてはいわゆる野辺で、東京の辺境です。
将門の首塚は、京都に対する東の辺境である東京にあります。当時はまだ江戸でさえなく、東国と呼ばれていました。
千駄ヶ谷トンネルは前回の東京オリンピックの折に完成した比較的新しいスポットです。

心霊スポットを眺めていると、東京の歴史がみえてくるような気がします。
かつて、この地で戦い、政治を行い、文化を築いてきた人たちの記憶が怨霊のようにその土地に染みついているのかも知れません。

でもよく考えると、これ、夏の散策スポットともいえますから、その意味では確かにそれぞれ穴場ということができませんか?

東京には古い歴史を持つ霊園や心霊関連のスポットが数多くあります。
例えば池袋サンシャインビルはかつての巣鴨ポリズンの敷地で、絞首台の跡地に碑が建てられています。
江戸時代の処刑場だった品川の鈴ヶ森刑場跡なんてのもいいですね。

まとめ

  1. 夏のレジャーは穴場巡り、それも心霊スポット。
  2. 友人が青山霊園に向かう幽霊を見た!
  3. 心霊スポット青山霊園には、ハチ公も眠っている。
  4. 雑司ヶ谷霊園には、文豪や画家が眠っている。
  5. 平将門首塚は数々の祟りで有名。
  6. 心霊スポットを巡ると東京の歴史がみえてくる。

心霊スポットを巡って、江戸・東京の歴史に思いを馳せようというコンセプトです。

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