梅雨前線のしくみを知る! ~2つの気団と4つの日本の梅雨の特徴~

カレンダー通りの人も、9連休だった人も楽しかったGWが過ぎ、もうすぐ5月も中旬。早い地域では梅雨入りしたところもあるのではないでしょうか。

梅雨の時期って雨が続いて憂鬱な気分になってしまいますよね…洗濯物はなかなか乾かないし。それに雨だと出かけるのも嫌になってしまいますよね!せっかくオシャレして出かけたのに雨に濡れて最悪!そんな経験あるという人、いると思います。私も経験済みです(笑)

そんな厄介なことが多い梅雨ですが、皆さんはこの梅雨の仕組みについてご存知でしょうか。

気になって調べてみたんですが、なんと梅雨には2つの気団が関係しているそうなんです!

梅雨について知っている人、知らないっていう人、色々あると思いますが、調べた情報をまとめてみたので、雑学として頭の隅にでも入れておいていただければ嬉しいです。

はじめに天気予報などでよく耳にする前線というものについて説明したいと思います。

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前線の説明とその種類

前線について

前線とは、冷たい空気の塊である寒気団と、暖かい空気の塊である暖気団が触れ合う部分のことをいいます。

前線の種類

前線には秋雨前線や梅雨前線などの種類がありますが、今回は梅雨についての説明なので梅雨前線について説明しますね。

梅雨前線とは

梅雨前線とは、梅雨の時期に日本の北部にあるオホーツク海気団と、南部にある小笠原気団が触れ合う前線のことをいいます。

梅雨前線に関係する2つの気団

●オホーツク海気団
湿度が高く、冷たい高気圧6月~9月に活動する気団

●小笠原気団
暖かく湿った高気圧5月~10月に活動する気団

通常は寒気団と暖気団は偏西風や季節風に流されていくため、似たような場所で梅雨のように雨が降り続くことはありません。

例外なのが梅雨の時期この時期はオホーツク海気団と小笠原気団の勢力が釣り合っているため、前線が停滞してしまうことで同じような場所で雨が降り続いてしまいます。これが梅雨です。

でもこの梅雨に関する判断は非常に難しいそうです。定義も曖昧ですが、梅雨入りと梅雨明けの判断基準はある程度決められています。

梅雨について

梅雨とは、日本国内の北海道以外で春と夏の間に雨が多くなる時期のことをいいます。

天気予報でよく耳にする梅雨入りと梅雨明け。その判断基準についての説明はこちら。

梅雨入りと梅雨明け

梅雨入りの判断基準

2日晴れた後、その日を含む2日の雨が続いたうえ、1週間のうちの5日以上が雨か曇りである。

この条件に見合った天気になると「梅雨入りしたとみられる」と発表されます。

梅雨明けの判断基準

梅雨前線の影響で雨の日が2日続いた後、その日を含む2日間が晴れ、1週間のうち5日間晴れる見通しが立っている。
このような条件に見合った天気になると「梅雨明けしたとみられる」と発表されます。

地域によって違う梅雨入りと梅雨明けの時期

地域 梅雨入りの時期 梅雨明けの時期
沖縄 4月後半から5月前半 6月後半から7月前半
関東から近畿地方 5月後半から6月前半 7月後半から8月初め
東北地方 6月 7月後半から8月が一般的

ちなみに私は東北住みなので、梅雨入りは6月。たしかに6月になると雨が降り続いているような気がします。6月に入ってから7月前半までは雨が降ることが多く、憂鬱な気分になります…。

では梅雨はどのようにして明けていくのか。それについての説明はこちら。

梅雨明けの時期

夏が近づいて小笠原気団の勢力が強まることで梅雨が明けます。

梅雨の中盤には梅雨の中休みといわれる晴れ間が続く期間があるため、梅雨入りよりも梅雨明けの方が判断するのが難しいといわれています。

たしかに雨の日が多かったのに急に晴れる日が続くと「梅雨明けしたのかな?」と思ってしまいますよね。専門家でもわからないなら私達一般人にはもっと判断が難しい…。

また、日本の梅雨には4つの時期があってそれぞれ特徴があります。

その説明がこちら。

日本の梅雨 ~4つの時期と特徴~

梅雨入りの頃

・静かな雨が降る日が増える
・肌寒い日が続くも朝夕の寒暖差は少ない
・湿度もさほど高くないため過ごしやすい時期

梅雨の半ば頃

・突然気温が上がり、真夏のような天気が続く
・突然の気温上昇で体調を崩しやすい
・1年の中でも熱中症が特に多くなる時期

梅雨の終わりの頃

・雨の量が増える
・豪雨が続くこともあるため、洪水や土砂崩れなどに注意が必要

※洪水や土砂崩れは台風が重なることが原因

梅雨明け

・晴天が続く
・日本列島が高気圧に覆われるため、本格的な夏が到来する

このような特徴があります。

なるほど。時期によって色々な特徴があるんですね。梅雨の半ばは熱中症、梅雨の終わり頃は雨が多くなることで生じる洪水や土砂崩れに気をつけたいですよね。

まとめ

梅雨前線のしくみを知る! ~2つの気団と4つの日本の梅雨の特徴~

  • 梅雨前線に関係する気団は2つあり、オホーツク海気団と小笠原気団である。
  • 日本には4つの梅雨の時期があり、梅雨入り、梅雨の半ば、梅雨の終わり、梅雨明けがある。
  • 梅雨入りの時期は、静かな雨が降る日が増え、肌寒い日が続くも朝夕の寒暖差は少ない。湿度もさほど高くないため過ごしやすい。
  • 梅雨の半ばの時期は、突然気温が上がって真夏のような天気が続き、突然の気温上昇で体調を崩しやすいため、1年の中でも熱中症が特に多くなる。
  • 梅雨の終わりの時期は、雨の量が増え、豪雨が続くこともあるため、洪水や土砂崩れなどに注意が必要。
  • 梅雨明けの時期は、晴天が続いて日本列島が高気圧に覆われるため、本格的な夏が到来する。

これからやってくる梅雨。この特徴を理解して事前に体調管理、災害の備えをして快適に過ごせるようにしたいですね☆

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