秋のお彼岸。ささやかな季節の行事に花を添える、お供え物のチョイス

散歩道の霊園に咲き誇る、燃える色をした彼岸花たち。
秋のお彼岸入りを告げるその姿は、深紅のドレスをまとった妖艶な女神を思わせます。

今やお祭り騒ぎのイベントと化したハロウィンと違い、お彼岸は、季節の節目に先祖や故人を供養するという、ささやかながらも情緒豊かな行事です。

墓参りのため実家に帰省したり、知人や親戚の家を訪ねる人は、手土産ともなるお供え物のチョイスに迷うところ。おススメの品をまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

スポンサーリンク




おはぎは定番。買っても手作りしても良し

私もばあちゃんが生きてた頃は、家族みんなで手をあんこだらけにして作ってましたね。

某ジブリ映画にも、引っ越してきたばかりの姉妹が、お手伝いにきてくれたおばあちゃんのおはぎを美味しそうに食べるシーンがありますが(印象的とは言いにくいシーンなので見落としがちかも)、

私にとっても、ばあちゃんといえば「おはぎ」なんです。
今はケーキ屋で買ったものを仏壇に供えますが、あの頃の思い出は今も色あせません。

ちなみにこの和菓子、秋のお彼岸での呼び方はおはぎ(NOT牡丹餅)。そして粒あんが基本だそうです。
お供え用のおはぎを買うときに、お店でチェックしてみてください。

季節の果物やお花を供え、家の仏壇をパッと明るく

お供え物の相場は、大体三千円~五千円ほどが一般的だそうです。
うちの実家は座敷に質素な仏壇があるのですが、お彼岸の時期は果物が供えられ、一段とおしゃれになります。

お供え物の果物を見ると、「仏様にあげるメロン、早く食べようよ」と駄々をこねていた幼なき日を思い出します(当時から食い意地凄かったな笑)

ご先祖様に対する礼儀がしっかりしてる感があるし、どことなくですが、今は亡きじいちゃんやばあちゃんが喜んでくれているような気がします。

私は花が大好きなので、お彼岸で実家に帰省する寸前(ここポイント)に、花屋に立ち寄ります。
店員に、「お彼岸なので仏壇に供えたい」と伝えれば、いつもそれ用にアレンジされたものや花束を出してきてくれます。

お花を選ぶ際には、ぜひ店員と相談してみてください。

かけ紙をかけてシャレオツな手土産を演出する

手軽で日持ちするお菓子は、おせんべい、クッキー、水ようかんなどバラエティに富んでおり、選ぶ楽しみも大きいです。
故人が生前好きだったものならなお良いでしょう。

さらに、「のし」をつけるか迷うところですが、のしは慶事に使われるもの。お彼岸のお供え物には、のしが無い、水引だけを印刷した「かけ紙」をかけるのがマナーです。

かけ紙をかけると、品物が一気にシャレオツな品に印象が変わります。
テンション上がりますね。

シキミの葉はお墓参り向き

シキミ(シキビともいう)も人気です。私は市場でバイトをしてたことがあるんですが、お彼岸の時期になると、生花コーナーのレジはてんてこまいでした。

お客様が選ばれたシキミを、葉を傷めないように新聞紙でくるくる巻く。この作業を一日に100回は軽くこなしていた当時の私。シキミの新聞巻き検定なんてのがあれば、余裕で1級が取れる自信があります(笑)。

さておき、シキミはお墓参り向きだと個人的に思います。というより、子どもの頃から見てきた光景から、そういうイメージがついたんでしょうね。

生花と比べると、シキミは丈夫で寿命も長いし、シンプルながらも緑鮮やかで美しいです。

我が家のお墓は花などを添えず、簡単にシキミのみをお供えしていました。
同じ霊園内にも、シキミ率は昔から結構高めです。

きっと、先祖代々のしきたりが受け継がれ続けているのでしょう。そう思うだけで、家族やふるさとの温かさで心がいっぱいになり、ほっこりした気持ちになれます。

可能であれば、ちょこちょこと手入れをしてあげるとお墓の中の人も喜ぶでしょうね。
枯れ落ちたシキミの葉っぱを掃除する、水を小まめに変えてあげる、バケツの中で水切をするなど。

シキミも長持ちするし、さらに生き生きとしてきます。

まとめ

日本ならではの季節の行事・秋のお彼岸に欠かせないお供え物。品物をチョイスする際の参考例をまとめると

【1】おはぎは定番。買うも作るも良し
【2】季節の果物や花を供えて、仏壇を明るく彩る
【3】手軽なお菓子にはかけ紙を。手土産が一気にシャレオツに!
【4】お墓参りにおススメなのはシキミの葉。可能であれば小まめな手入れを

秋の心地よい風に、彼岸花がそっと揺れるこの時期。優しい思い出と、気持ちのこもったお供え物と共に、心温まるお彼岸を過ごしてくださいね。

スポンサーリンク




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする