秋のファッションは色がキメテって本当?はい、秋は色とりどりです!

デザイナーの知人に「アパレルメーカーでミーティングがあるんだけど、一緒にでてくれない?なにいってもいいからさあ」と誘われて、事前情報もないまま、ホイホイついていきました。

新しいブランドの立ち上げに関するミーティングらしく、ディレクターだかプランナーだかのお姉さんがコンセプトを提示。「deux(ドゥ)」、フランス語で「2」ということですね。お姉さんはこの「deux」をコンセプトに、男女のペアルックを軸に、ペアグラスやペアカップ、ペアリングなどのグッズを合わせて展開した方らしいのです。

「deuxは、ちょっと単純すぎますよね、2というのはスタティックだし、動きがないし、むしろtrois(トロワ)じゃないすか?3という奇数の不安定感の方がアクションを生み出しやすいイメージが…」もういいたい放題です。責任を負わなくていい会議は大好物です。

その後、彼女はミーティングに同席していたプロデューサーに「ド素人に好き勝手いわれやがって!」と絞られたそうです。

悪いことしちゃった。

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秋のトレンドカラーって…2年前に決まっています!

「インターカラー」という国際組織があります。日本語では「国際流行色委員会」といい、世界14カ国が参加しているそうで、この組織が2年先のトレンドカラーの方向性を決めています。

日本ではこの方向性を踏まえて「日本流行色協会(JAFCA)」が国内市場に向けたトレンドカラーを決定します。この秋のトレンドカラーは、もう1年半以上前に決まっているというわけです。

ホントに流行るの?その色…

ただこのJAFCAが決めたカラーが必ずしも本当に流行するかどうかはわかりません。

市場は複雑です。特にファッションという嗜好性が強い商品は予想ができないような動きをする場合がありますから、業界の方々が誘導してみてもうまくいかないことはあるみたいです。

ただ私たちにとっては、このような方向性を出してくれるのはありがたいですよね。

ファッションというものは、そもそも社会的なものですから、個性的であればよいというものではありません。人との共感性や、環境への親和性を保持しながら、装っている人のアイデンティティを表出するという、高度な表現装置です。

え、何いってるのかわからない!?

さて、この秋のトレンドカラーですが、JAFCAのサイトで早速調べてみましょう。2017年秋冬です。

まずレディスウェアのカラーです。

カラ―テーマが、「Human Nature ヒューマン・ネイチャー 」…へ?

説明では、「“ヒューマン”を中心に据え、ハイテクと、反対にあるローテクなどに焦点をあてたカラー」とあります。

メンズウェアはどうでしょうか?

「“ Texture Remix” テクスチャー・リミックス」…ハ?

「光の効果、素材感によるカラー表現に注目」とあります。

なかなか手強そうです。

レディスウェアのカラ―テーマの説明をもっと見てみると、こんな風にいっています。

「ヒューマン・ネイチャーとは人間性という意味。日々の暮らしに幸せを見出すことや、人の手を使って作ったものなど、人の気配や温もりを感じるということが昨今の大きなテーマとなっている。…」さらに続きますが、後は皆さんご自分で調べてみてください。

ここでいうのは、トレンドカラーではなくて、カラートレンドですね。代理店のマーケなどがよくやる手です。方向性を示して、それを基軸として後は皆さん自由に考えてね?そこに商機があります!デザイナーへの課題のようなものです。

カラー・コーデの指標に使える!…ホント?

なるほど、これはいいかもしれないです。この秋のカラー・コーデを自分で考える指標になりますよね。

このテーマで、自分自身でカラーを選択してはどうでしょう?ただ、これって、それぞれの人にデザイナー並みのセンスが求められるかも知れません。

つまり、結果は自己責任で…ということです。

やはり、ショップの店員さんにおマカにした方が無難ではありますが…。

まとめ

  1. 「インターカラー」という国際組織が2年先のトレンドカラーの方向性を決めている!
  2. 日本ではこの方向性を踏まえて「JAFCA」が国内市場に向けたトレンドカラーを決定する。
  3. ただこのJAFCAが決めたカラーが必ずしも本当に流行するかどうかはわからない。
  4. 2017年秋冬のレディスウェアのカラーは「Human Nature」、メンズは「Texture Remix」
  5. ここでいうのは、トレンドカラーではなくて、カラートレンドで、マーケのよくやる手法。
  6. カラー・コーデを自分で考える指標になるので、自分でトライしてみて!
  7. でも、自分のセンスが試されます。

そもそも、「ヒューマン」と「ネイチャー」って対立項目ですよね。…なかなかうまいコンセプトです。緊張感と融和性を同時に表現していますから、コーディネーションの自由度を最大化しています。

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